2024年4月1日より、改正障害者差別解消法が正式に施行となり、社会全体が多様性を受け入れ、バリアフリーな環境整備が進む流れを受け、「パラパフォーマー®」のプロとしての活動を支援する取り組みを開始いたします。子会社のポールトゥウィンが、一定の条件等をクリアしたパラパフォーマー®と雇用契約を締結し、日常的にパフォーマンスできる環境の用意とイベント出演先の交渉サポートも行う制度を構築いたしました。また、障害者のパフォーマー支援やパラパフォーマー®文化を本格的に国内に広めていくため、ポールトゥウィンはパラパフォーマー®を商標登録いたしました。
「サルサガムテープ」はミュージシャンのかしわ哲(元NHK「おかあさんといっしょ」5代目うたのお兄さん)の呼びかけにより、神奈川県の福祉施設を利用する知的障害者と健常者の混成で結成されたロックバンドです。知的障害があるメンバーは、バンド名の由来でもある「バケツの口に粘着テープを張ったオリジナル太鼓」など主に打楽器を担当しており、体からあふれ出すロックのリズムで観客に元気を与えています。
NHK「みんなのうた」(1999年)やフジロックフェスティバル(2004年)への出演、忌野清志郎氏との共作「ONABE」(2003年)、スウェーデン(1996年)など海外でのライブ活動も行っており、話題も多彩です。 2010年10月にはパリ市立アル・サンピエール美術館の内外でライブパフォーマンス、2011年夏には東日本大震災の被災地で東北復興を支援するライブ活動を行いました。
「サルサガムテープ」には、リーダーのかしわ哲を含めて当社グループのポールトゥウィン株式会社の社員が参加していることから、今後も彼らの活動を支援していきます。