ポールトゥウィン、欧州へ進出、本格的に事業を展開
ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス株式会社(本社/東京都新宿区、代表取締役社長/小西直人、証券コード/3657、以下、PPHD)の傘下で、ゲームのデバッグ(不具合検出)や検証業務などを手掛けるポールトゥウィン株式会社(本社/愛知県名古屋市、代表取締役社長/津田哲治、以下、ポールトゥウィン)は、2012年5月より、欧州において本格的に事業を展開します。
ポールトゥウィンは、2011年8月に、米国における100%子会社Pole To Win America, Inc.(本社/米国カリフォルニア州、CEO/橘鉄平)の欧州支店として、英国ロンドン近郊にPole To Win Europeを設立しました。この度、Pole To Win Europeにおいても、米国と同様に、現地のスタッフによるローカライズ(翻訳、言語テスト)業務が可能なスタジオの整備が完了し、本格的に業務を開始できるようになりました。
1.ローカライズ、言語テストは各種欧州言語に対応
Pole To Win Europeでは、国内外のゲームソフトメーカーが海外向けに発売するゲームソフトのローカライズや言語テストをメインに業務を行います。従来ポールトゥウィンで対応している英語および欧州主要4言語(FIGS=フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語)と、ポルトガル語、オランダ語、ロシア語の計8ヵ国語、更にお客様のご要望に応じて各種欧州言語にも対応します。
またローカライズタイトル向けの開発支援サービスとして、現地のスタッフによるフォーカスグループも行います。
2.「Global Gateway」によりゲーム開発会社の海外展開を支援
PPHDグループでは、2012年3月23日より、ソーシャルゲーム開発会社、家庭用ゲームソフト開発会社の海外展開をトータルに支援するパッケージソリューションとして、「グローバルナビゲート(英語名:Global Gateway)」を提供しています。これは、海外市場向けのゲームソフトを開発する際に不可欠なローカライズ、デバッグと、ソーシャルゲームのリリース後の運用時に不可欠となるユーザーサポート、サーバー看視などの各種サービスを、一つのパッケージソリューションとして提供するものです。
この度、Pole To Win Europeが本格稼働することにより、日本、米国、英国の3ヵ国でこのサービスの展開が可能になりました。
■Pole To Win Europe設立の背景
ポールトゥウィンは、日本初のデバッグアウトソーシング専業業者として1994年に設立して以来、18年に渡り、ゲームソフトの不具合などを検証するデバッグ業務や翻訳業務を請け負っているリーディングカンパニーです。国内では全国主要7都市にデバッグスタジオを有し、日本全国のゲームソフトメーカー、アミューズメント機器(パチンコ・パチスロ)メーカーなどから業務を受託しています。
昨今、家庭用ゲームソフトメーカーの海外進出と、ソーシャルゲーム市場の国内から海外への急速な拡大に伴って、ソーシャルゲームのプラットフォーマーやゲーム開発各社が海外展開を強化していくことが予想されています。設立から4年目を迎えるPole To Win America, Inc.は、現地メーカーを含めて既に55社と取引実績があり、売上も急増しています。今後は、米国のみならず欧州でも事業の拡大を目指します。
<Pole To Win Europeの概要>
1)事業所の名称 Pole To Win Europe
※ポールトゥウィン株式会社の米国における100%子会社Pole To Win America, Inc.の欧州支店
2)所在地 6th Floor One Lampton Road
1 Lampton Road, Hounslow, TW3 1JB, UK
3)設立 2011年8月8日
4)スタジオ開設・営業開始 2012年5月1日
5)主な事業内容 各種ソフトウェアのローカライズ(翻訳、言語テスト)業務、ユーザーサポート業務、フォーカスグループ業務等
ポールトゥウィンでは、Pole To Win Europeのスタジオ本格稼働を機に、今後一層グローバル展開を強化してまいります。
以上