経営基本方針

Management Policy

企業価値向上に向けた経営方針

各業務を取り巻く環境と戦略を踏まえ、事業成長・人材強化・財務健全性を実現し、持続的な成長につなげます。

事業成長

トップライン(売上高)
の成長

  • 工程(Process)・地域(Region)・分野(Field)=「サービス・ライフサイクルソリューション」の徹底・浸透

利益率の改善・向上

  • 単価向上と原価コントロールの推進・徹底
  • 事業・地域ごとに損益ラインを見極め、不採算事業・拠点を廃止・統合

M&A後のPMI強化と
グループシナジーの創出

  • M&Aの継続的な実施と買収効果を早期に創出させるための体制作り
  • 予実管理の厳格化

人材強化

人的資本の継続投資

  • 人的資本を最大化するためのオフィス環境・働き方の構築
  • 多様な人材の確保・活躍推進、次世代幹部候補の育成

財務
健全性

成長投資と株主還元の
バランスの最適化

  • 営業キャッシュ創出と有利子負債の有効活用により、成長投資と株主還元を両立
  • 投資と撤退の規律策定

資本政策

財務健全性を維持しつつ、収益性向上を見据えた成長投資と株主還元のバランスを最適化し、資本コスト(WACC)8%※と想定し、持続的な企業価値向上を図ります。

資本政策

成長投資

ROIC>WACCとなる投資を実施、

投資後ROIC10%を
目途とした投資効果検証

株主還元

DOE (純資産配当率)

3%下限

当期純利益が赤字の場合でも
一定配当を想定

総還元性向

30%以上

利益拡大に連動した
配当を想定

財務健全性

自己資本比率

50%以上の堅持

有利子負債の活用と
財務健全性の両立

(注) 当社の資本コスト(WACC)の前提について:リスクフリーレート(0~1%)+β(1.0~1.2)×市場リスクプレミアム(6~7%)、負債コスト1%、実行税率30.62%

キャピタル・アロケーション方針

収益性向上・バランスシート改善を進め、営業・財務・投資それぞれの活動で創出したキャッシュを、成長投資と株主還元に重点配分、機動的なアロケーション実行の余力も確保します。

キャピタル・アロケーション方針

成長投資/モニタリング方針

3次元的成長の実現に向け、ROIC>WACCとなる投資を実施します。また、投資の要否・妥当性・投資後の採算性については「投資委員会」でモニタリングします。

成長投資方針

オーガニック

(内部強化)

  • 人的資本投資
  • DX等への投資

インオーガニック

(外部資源の取込)

  • 関連事業のM&A
  • 周辺事業の提携を目的とした投資
  • ノウハウ獲得のためのアクハイアリング

成長投資方針

  • 投資検証は「投資委員会」にて年1回以上実施
  • 投資後一定期間後(3~5年後)にROIC10%を目途とした投資検証を行う

成長投資/M&Aの活用

主力事業の着実な成長、新規事業の拡大のためにM&Aを積極的に活用し、引き続き、当社グループの「工程」「地域」「分野」を拡大するM&Aを推進します。

成長投資/M&Aの活用

株主還元方針

当社の事業特性、財務状況を踏まえ、従前の「配当性向25%目安」から見直しします。安定的な株主還元の継続を基本方針とし、「DOE3%下限」、「総還元性向30%以上」を目標とし、将来的な株主還元増加に取り組んでまいります。

DOE・配当金の推移

DOE・配当金の推移

総還元性向の推移

総還元性向の推移

株主・投資家等との対話方針

株主・投資家等との積極的・建設的な対話を通じて信頼関係を築き、企業価値向上に資するIR活動を実践することを方針に掲げます。
取締役管理部部長をIR担当役員、管理部をIR担当部署に定め、対話のための体制を構築します。

主な取り組み

  • 株主・投資家等に向けた決算説明会の開催
  • アナリスト・機関投資家等との個別面談実施
  • 株主向け経営近況報告会の開催
  • 各種IR資料のウェブサイトへの掲載
  • ホームページからのIR問い合わせへの回答
  • 株式会社シェアードリサーチと株式会社フィスコによる企業レポート発行・配信
  • 株主総会のインターネット等による議決権行使の導入・議決権電子行使プラットフォームへの参加

株主・投資家等との対話の実施状況(2024年1月期)

対話を行った株主・投資家等

海外投資家32社、国内投資家20社、その他9社(社数は延べ数)

ディスクロージャーポリシー
はこちら

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サステナビリティ基本方針

当社グループは、「人とテクノロジーを融合してお客様の課題を解決する」という使命のもと、
事業活動を通じてステークホルダーの皆様とともに成長することで社会基盤を支え、持続可能な社会の実現に貢献します。

成長投資/M&Aの活用
サステナビリティはこちら

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